会津・漆の芸術祭2012 〜地の記憶 未来へ〜

会津・漆の芸術祭2012展示作品パノラマビュー
会津・漆の芸術祭2011展示作品パノラマビュー・ズームビュー

ソフト・サイト制作

福島県立博物館

ARTISTアーティスト

会津・漆の芸術祭2012〜地の記憶・未来へ〜 あ行(五十音順・敬称略)

作品
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相田雄一郎 Aida Yuuichirou

「مير علی شير نوايی」

毎日の仕事が少し見方を変えると、とても詩的なちがった感じを、イメージを、うけるかもしれない。少しちがった方向から眼をむける。地震の前と後では、仕事の感じ、(イメージというか仕事への姿勢)が違う。

会場:リストランテ パパカルド

制作年:2012
材質:木・漆・鉄、その他

プロフィール:1978年会津若松生まれ。2000年ごろ輪島奥田五衛門に師事。年季明け後、2007年から会津若松で漆の仕事をするようになる。2012年四季の味展(日本橋高島屋クロスロード7)。

作品
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会津工業高校チーム Aizu Technical High School Team

「いのちのとりたち」

次のような意味合いを込めて作品空間を構成した。鳥…生命、人間の象徴、再生の象徴。風車のモニュメント…新しい風、終わりのない力、自然のエネルギー。卵…命、時間。白砂…砂浜、骨片。作品を鑑賞される方々には、様々な解釈を試みて鑑賞して欲しいと思う。

会場:中町フジグランドホテル

制作年:2012
材質:カシュー・スタイロフォーム・アクリル絵の具

プロフィール:3学年選択美術受講生(18人)、2学年選択美術受講生(20人)、美術部有志によるチーム。授業担当・美術部顧問:丸山弘樹。技術指導・美術部副顧問:岩渕浩之。

作品
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会津大学大津山研究室「うるらぼ」プロジェクト URULABO Project (The University of Aizu, Otsuyama Lab.)

「仮想漆器工房 うるらぼ」

一般の人が気軽に漆器作成を楽しんで貰えるようWeb上で仮想的に漆器を作成するプログラムを開発した。漆器の形、色を選び、筆や様々なスタンプで加飾出来る。漆器独特の加飾技法として卵殻、螺鈿があるが、これらを擬似的に再現する事でより実物に近い漆器を作成する事が出来る。展示期間中、「コンテスト」を開催。優秀作品の賞品はうるらぼで作った漆器を実際に作成したもの。奮ってご応募いただきたい。

【作品公開サイト】 http://urulabo.u-aizu.ac.jp/urulab/

会場:三番山下
コミュニティカフェ ろくさい

制作年:2009〜2012
材質:ウェブアプリケーション

プロフィール:「うるらぼ」プロジェクトは2009年度から開始したもので、参加メンバーの卒論の一環として毎年改良を重ねている。現在の担当者は小林聖典。デザインで谷川知子も協力。

作品
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会津短大プロジェクト2010 Aizu junior college Project 2010

「クラシックバスを漆絵で飾ろう」2010作品

会津・漆の芸術祭2010出品作品。会津短大プロジェクトとして短大でクラシックバスを漆絵で飾るデザインのコンペを開催。優秀作品として選ばれた小林眞理子の「モダン和柄」は毘沙門亀甲をアレンジしたもの。会津工芸新生会の協力を得て制作した。

【職人コラボ】 会津工芸新生会

会場:BUS CAFE /

制作年:2010
材質:漆・アルミ製パネル

プロフィール:会津大学短期大学部井波純准教授が率いるクラフトゼミによるプロジェクトチーム。2010年度1年生だった大島優衣、小椋加奈子、笠間理沙、小林眞理子、古川侑衣、矢吹安里紗が参加。

作品
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会津短大プロジェクト Aizu Junior college Project

「こどものうるし2012」

うるしの触感や色合い、樹液や木の力がこどもたちの笑顔とともに記憶の奥に少しでもとどまり、いつかまたその感覚が思い出された時、その事を口に出してくれたらと思う。今年はウルシドームを製作。出たり入ったり、かくれんぼしたり。そして皆で周りを飾ったり。こども達の笑顔を未来につなげたいという願いもこめて。昨年の作品もともに展示。

会場:福島県立博物館

制作年:2012
材質:麻、漆、木材

プロフィール:会津大学短期大学部 井波准教授と吾子可苗講師,学生達によるプロジェクトチーム。 井波純、吾子可苗、小崎真子、小島むつみ、清野亜紀、橘里枝、坂場風太。

作品
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会津短大プロジェクト Aizu Junior college Project

「漆のくに 2009-2012」

2009年から4年間、会津の漆にまつわるイベントを記録してきた。会津の漆の再興、そして震災からの復興と、記録のなかにはそのときの想いが詰まっている。マニ車をモチーフとした漆のオブジェをまわして、その4年間の記録をその当時のコメントとともにご覧いただきたい。

会場:福西惣兵衛商店

制作年:2009〜2012
材質:ミクストメディア

プロフィール:会津大学短期大学部 井波准教授と横尾准教授、そして横尾ゼミの学生である阿部祐穂、橋本侑佳、柳沢有香が参加したプロジェクトチーム。漆のオブジェと映像のインタラクティブアートを制作。

作品
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会津塗伝統工芸士会+原忠信
Aizunuri Dentoukougeishikai + Hara Tadanobu

「くいぞめ椀プロジェクト」

生まれたこどもの成長を願って生後100日目におこなう人生儀礼「喰い初め」。その際に使われる椀の形をベースとした吸物椀を会津では江戸時代から作ってきた。その寿ぎの椀を現代の会津の職人たちが制作。来場した7歳までのふくしまのこどもたちに贈る。展示ディレクションを手掛ける原忠信がくいぞめ椀にこめられた想いを伝える。

【職人コラボ】 本田充(塗)

会場:末廣酒造株式会社 嘉永蔵

制作年:2012
材質:栃・漆・金・銀・その他

プロフィール
会津塗伝統工芸士会:1981年に発足し、2012年現在木地師、塗師、蒔絵師など総勢39名が所属する。くいぞめ椀プロジェクトには、木地を荒井勝佑、塗りを吉田徹、加飾を石川喜代治、大沢周一、金川明、小松茂夫、佐藤直樹、志賀房男、曽根英昭、中村浪夫、坂内憲勝、山内泰次が担当した。
原忠信:茨城県守谷市在住。1993年筑波大学芸術専門学群卒業。1997年Rhode Island School of Design, MFA修了。Apple、PIXAR、Coca-Cola社等のブランド構築プロジェクトに携わる。現在の研究テーマは地域ブランド構築の方法論。

作品
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会津漆器技術後継者訓練校有志

「会津漆器技術後継者訓練校修了生展」

修了生有志の修了作品、卒業後の新作などを織り交ぜて展示。会津の地で学んだ漆の技と表現を、作品を通して伝える。

会場:二丸屋山口商店七日町店

制作年:各自による
材質:各自による

プロフィール:会津漆器技術後継者養成所が厚生労働省の認可を受け、平成15年度に訓練校として再スタート。現在33名の修了生を輩出。本展には修了生の有志が参加。

作品
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赤木春菜 Akagi Haruna

「whirlpool」

地は再生の場所である。大地があれば作物を育てることができる。家を建てることもできる。当たり前で忘れてしまっていたこと。自然の恵みと先祖の知恵を少しお借りして、人は営みを繰り返す。人と自然の分かちがたい共存と協力が再生のシステムにある。それは緩やかで力強く巡るサイクルである。今小さな気配が渦になってゆっくりと動き出す。

会場:三十八間蔵

制作年:2012
材質:栃・漆・麻布・地の粉・スタイロフォーム

プロフィール:1988年生まれ。埼玉県加須市出身。筑波大学大学院人間総合科学研究科芸術専攻クラフト領域在籍。2010「会津・漆の芸術祭」(福島県)、2011「MAGICAL ROENTGEN HOLIDAY」(茨城県)などに参加。

作品
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秋田公立美術工芸短期大学復興支援プロジェクトチーム  Reconstruction aid project of Akita municipal junior college of arts and crafts

「漆の飯椀がある食卓」

音楽や芸能は震災被災者の心に、ダイナミックに響く。それにくらべ、美術はスタティックだ。しばらく前、「百円均一ショップの食器ではつらい」という被災者の声が聞こえてきた。美術ならではの応援方法もあると気づき、食事に精神的な深みを取り戻す飯椀の製作と被災者への贈呈を思い立った。飯椀はボランティアで1,200個を製作する。

会場:金忠蔵座敷

制作年:2012
材質:秋田県産の栃・秋田川連に伝わるシバキ塗(漆、弁柄、砥の粉)仕上げ。

プロフィール:秋田公立美術工芸短期大学学長(樋田豊次郎)が発起人代表となり、同短大教員(安藤康裕、熊谷晃ほか)、金沢美術工芸大学、および川連漆器、会津漆器、全国各地の漆芸作家(室瀬和美、齋藤國男ほか18名)の賛同と協力を得て、東日本大震災被災者への復興支援プロジェクトを立ち上げた。

作品
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秋田公立美術工芸短期大学熊谷研究室 kumagai laboratory , Akita municipal junior college Arts and Crafts

「畏怖・畏敬 〜3・11陸前高田〜」

岩手県陸前高田の、一本松を見た事からこの作品は発想された。仏像の光背の形をイメージしたパネルに、水・火炎の文様を配置し、中心には陸前高田の一本松を描く。自然に対する「畏怖・畏敬」の念を表現し、鑑賞者に対して祈りの形を提案する。

会場:三十八間蔵

制作年:2012
材質:シナランバー・漆・金箔・青貝・錫粉、その他

プロフィール:秋田公立美術工芸短大漆工芸コース担当教員、熊谷晃と学生(及川あずさ、佐藤桃香、滋野井遥香、羽藤聖美、藤本尚美、山崎麻里江)が研究室として参加する。陸前高田の一本松をモチーフに、「祈りと、自然への畏怖・畏敬の念」を表現する。

作品
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吾子可苗 AKO Kanae

「born -石榴-」

漆黒の中の裂け目から浮かび上がる蠢き−石榴−。それは静かに、しかし強く、そこに存在し、その生を次世代へ繋ぐ。希望のみを抱いて。ザクロの実は生命の蠢きを象徴し、最も作品の核となる部分である。そこを自身が魅せられてやまない会津の伝統技法の玉虫塗で表現したいと感じていた。漆の艶の奥底からの光を内包する玉虫塗。塗師の冨樫孝男さんとのコラボレーションにより実現することとなった。

【職人コラボ】 冨樫孝男(塗)

会場:大和川酒造

制作年:2012
材質:漆・麻布・金粉・銀粉、その他

プロフィール:1980年北海道士別市生まれ、会津若松市在住。2006年東京芸術大学大学院美術研究科修了。2012年日本現代工芸美術展入選・世界漆芸展(韓国)他。現在会津大学短期大学部非常勤講師。

作品
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浅見晃司 Asami Kouji

「桐慈童とその仲間」

東北は未だ隠忍自戒の日々が続く折、甚だ面映く思うが、次世代を担う童らが美しい大地で豊かな明日を夢見て健やかに育ちますよう、国土安穏、天下泰平を祈念いたし、会津ゆかりの桐と漆による作品にしたためた。

会場:珈琲舎うつわ

制作年:2011〜2012
材質:桐・漆・金・銀・雲母・色漆、その他

プロフィール:1956年埼玉県川口市生まれ。1993年奥会津三島町に御面堂を開き現在に至る。津村禮次郎、野口傳之輔、幸信吾、小川伊作の各師に師事。会津足利ギャラリー、日比谷富国生命ビル、那覇市焼物博物館等において能面展開催。

作品
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荒井勝佑 Arai Kastuhiro

「KAGEMUG」

カップの影が下に映った部分を脚にし、また中の部分はビールの泡がきめ細かくなるようにざらざらに仕上げた。

会場:末廣酒造株式会社 嘉永蔵

制作年:2010
材質:水目桜・漆

プロフィール: 1964年会津若松市生まれ。1982年高校卒業後、父祐輔に師事。1983年会津工芸新生会入会。1995年札幌ビアマグランカイ2入選。金沢 椀 One展入選。2000年挽物漆器素地一級技能士資格取得。2001年会津塗伝統工芸士資格取得。2002〜2006年札幌ビアマグランカイ4〜6入選。2010年札幌ビアマグランカイ8入賞(アウラ野々村賞)。

作品
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飯塚佐喜子 Iizuka Sakiko

「陶胎ワニ白漆皿・陶胎ワニ本朱皿・他」

漆・木・陶器のコラボの作品。会津は材料に恵まれていて、このような異素材が、手に入りやすいのが、すごく恵まれていると思う。このような土地の特性を活かして、生活が楽しくなるようにと思って制作した。 

会場:横田新 夢の蔵

制作年:2002
材質:漆・麻布・陶・栗材

プロフィール:漆芸・彫金家。東京都出身・会津若松市在住。女子美・彫金スクール卒業。1998年より漆教室開催。2000年、サキ工房開始。個展(東京・松島ギャラリー)。2003年サキ工房漆展。2004年個展(東京・松島ギャラリー)。2007年個展(新潟・にいがた銀花)。2008年サキ工房漆展(東京・アートギャラリー環)。

作品
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五十嵐健太 Igarashi Kenta

「境・界・線」

蓑は、人が自然から身を守るための知恵として作られた民具。自然という生と死の混在する中で生きるための蓑は、生(赤)と死(黒)の境界でもある。ここに、ある寓話を掛け合わせることで、私達がこれから自然へ歩み寄るべきちょうど良い距離や境界を探れるような作品としたい。

会場:三十八間蔵

制作年:2012
材質:稲藁・漆・顔料

プロフィール:1979年生まれ。奥会津三島町出身。鶴見大学大学院文化財学専攻修了。2011年会津漆器技術後継者訓練校修了。

作品
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石原晋 Ishihara Susumu

「古木虎杢盆」

今回製作した作品の材料は祖父の代(昭和初期)、南会津で伐採された大木から切り出され、長い年月保管されていたもの。この材が持つ土地の記憶に思いを馳せ、製作した。

会場:末廣酒造 嘉永蔵

制作年:2011
材質:栓・漆

プロフィール:木地師。1960年生まれ。会津若松市在住。23歳で三代目を継ぐ。平成に入り大都市圏を中心に個展を開催、漆塗りも自らおこなう。1992年労働大臣指定の一級技能士取得。2001年伝統工芸士認定。2002年職業訓練指導員に認定。

作品
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泉洋之 Izumi Hiroyuki

「Ememus」

原発事故で「フクシマ」にされた苦難。遡ればエミシの東北は古代より幾たびかの弾圧を受け、それでも守り通した水の女神がいる。「フクシマ」の今こそ水の女神の復活を願う。Ememus(エミームス)と名づけてみた。喜多方にある大和川酒蔵店、飯豊蔵に泊めて頂きながらテントを立てて作品を制作した。田圃が水に満たされる頃、高台から喜多方を見渡すと街全体が水上に浮ぶという。浄土かとも思う。やはりEmemusは生き続けている。

会場:大和川酒造

制作年:2012
材質:藁縄・漆・赤土・真砂土・消石灰・苦汁

プロフィール:千葉県船橋市在住。1982年北海道教育大学札幌校卒。伊藤隆一氏にカシュー漆芸を師事。2008〜10年深谷学央氏に鎌倉彫を師事。2010年〜現在、大西長利氏に師事。 2012年「国際漆展・石川」入選。

作品
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井波純+吾子可苗 Inami jun + Ako kanae

SLヘッドマーク「金彩朱磨会津桐文」2010作品

会津・漆の芸術祭2010出品作品。会津伝統の技法である朱磨を用い、朱磨でよく描かれる桐からイメージしたオリジナルの桐花丸をデザイン。会津若松駅から奥会津の只見駅までを運行する会津只見線のSLヘッドマークとして取り付け、2010年10月30日、31日秋の会津路を走った。

会場:会津若松駅

制作年:2010
材質:漆・アルミ製パネル

プロフィール:会津大学短期大学部准教授の井波純と同大非常勤講師吾子可苗。漆芸家としても活躍し、会津大学短期大学部でクラフトゼミを指導する両者が共同でデザインと作品制作にあたった。

作品
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岩田俊彦 Iwata Toshihiko

「サイコロニドクロ」他

昨年の震災で感じた自然への恐れ、敬いといった思いは、もしかしたら、輪廻転成を繰り返してきたであろう私たちの魂の中に刻まれた記憶として、既に皆が有していたものであり、震災という経験は、その長年忘れかけていた「記憶」を一瞬のうちに喚起させられた貴重な出来事であったのではないだろうか。私たちが未来を築いて行く上でも、これらの思いを忘れずに携えていきたいという趣旨から、今回の展示を企画、構成した。

会場:b Prese・ギャラリー蔵舗

制作年:2009〜2012
材質:漆・金蒔絵・木製パネル

プロフィール:神奈川県鎌倉市在住。1999年東京芸術大学美術学部工芸科漆芸専攻卒業。「人を元気にする作品を作る」をモットーに、伝統と現代性を併せた作品を制作。主な展覧会に2012年「Shuffle U」アートフェア東京、2011、2010年「会津・漆の芸術祭」、2010年「漆 その新しい表現を巡って」(福島県)。

作品
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岩渕浩之 Iwabuchi Hiroyuki

「ゆらめく」

ヤマセミが空中ではばたく姿をデザインした。自然の中の情景を漆という素材を通して未来へ残していきたいと思う。

会場:末廣酒造 嘉永蔵

制作年:2011
材質:漆

プロフィール:漆芸家。河沼郡柳津町出身。会津若松市在住。1980年代よりグループ展、個展、日展などで作品を発表。現在、日展会友、日工会会員、工和会会員、太郎塾会員。

作品
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梅野史代+会津学鳳中高美術部 Umeno Fumiyo+Aizu Gakuho Junior High School&High School

「つなぐ+つながる (陶胎漆ボタン)」

ボタンは「つなぐ」ための存在。近くにいても違うもの、離れていたものを結びつけることができる。一人ひとりの感性で生まれた「つなぐ」ための漆ボタンによって、お互いが「つながる」ことを大切にしていきたい。会津の風土に触れながら、漆による様々な“つながり”を表現した。

【参加型作品】(予約不要・参加無料)

会場:アンティークcafe中の蔵

制作年:2012
材質:陶土・漆・木・布・和紙

プロフィール:梅野史代:武蔵野美術大学卒。2001〜2012年Essence of Real、二日展(福島県)。会津学鳳中高美術部:1994〜1999年生まれの中学生・高校生。会津・漆の芸術祭2010にも参加。

作品
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ウルシオール Urushiol

「あしあと」

ゆっくり、ゆっくりと多くの時間を費やして固まる漆。私達はその姿に復興に向かう人々の歩みを重ねた。漆を何層にも塗り重ねたパネルを、参加者が紙ヤスリで研ぐと漆の色層が現れる。それは時間と忍耐が生み出した漆の力、美の“あしあと”。着実に足元を固めて塗り重ねた軌跡は、振りかえれば鮮やかで確かな痕跡を残している。誰一人傍観者ではない。共に創り上げていきたい。より多くの人の手で。そんな願いをこめて。

【参加型作品】(予約不要・参加費無料)

会場:b Prese・ギャラリー蔵舗

制作年:2012
材質:銅板・漆

プロフィール:愛知県在住の漆芸作家により結成の漆プロジェクトチーム。主な展覧会に2009「変幻自在展」(名古屋市)、2011「うるしべや」(愛知県) 等多数。参加メンバーは川澄綾子,深津玲実,MileiLee。

作品
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ウルたまProject Urutama Project

「ウルたま」

生まれる魂や消えてゆく魂をどの時代も変わることのない完成された形であり単体の細胞であるタマゴで表現する。タマゴは魂そのものであり器でもある。そのタマゴに会津漆器の技術を学んだ私達が伝統的な蒔絵や塗りをほどこす事で漆器の大産地として大きな流れを作ってきた会津の現状を表しつつ、漆とタマゴという2つの素材の組み合わせで今後の会津において大きなたましいの形になるための試みとする。

会場:三十八間蔵

制作年:2012
材質:たまご・漆・蒔絵粉・顔料・螺鈿・木版・スタイロフォーム

プロフィール:ウルたまProject メンバー:会津漆器技術後継者訓練校修了生の増子貴志(代表)、増子実菜子、薄井綾子、五十嵐健太とあこかなえ(美術作家)の5名のチーム。

作品
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逢坂卓郎 Osaka Takuro

「Molt−脱皮」

私たちは震災をきっかけとして、既成概念や制度を見直さねばならない中で、新しい道を見出す為に暗中模索の状況が続いている。歴史ある二十間蔵の空間の中に漆のパネルを浮遊させ、光と闇を介し、地の記憶を超える、姿を引き出す試みを行う。

【職人コラボ】 細谷誠(板物木地・塗)

会場:二十間蔵

制作年:2012
材質:漆・漆食器・ LED・コントローラー、その他

プロフィール:東京都在住。主な展覧会に妻有アートトリエンナーレ2001、2003/新潟市土と水の芸術祭2009/アルス・エレクトロニカ2011。2008年から国際宇宙ステーション内で芸術実験を実施。新潟県十日町松之山のキョロロ内に宇宙線の作品が常設。

作品
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大澤周一 Oosawa Shuuichi

緞子蒔絵長角皿「吾亦紅」

会津緞子蒔絵が会津漆器産業の技法の中から現在消えてしまった。今回、自分なりの技法にて再現、出展した。「吾亦紅」を漆絵の影絵的に表現した。観る角度により緞子蒔絵が見える。

会場:末廣酒造 嘉永蔵

制作年:1997
材質:朴の木・塗

プロフィール:伝統工芸士。会津若松出身。父大澤一伊に師事。会津漆器技術後継者養成所卒一期生。1990年個展を開催。以後グループ展等を毎年展開。1992年から1996年まで後継者養成所で指導する。

作品
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大竹信一 Otake Nobuichi

「洗朱魚文花器」

華やかで、元気の出る作品を作りたいと思った。上下左右を見ながら、四方八方に泳ぎ回る魚たちは元気の証。そんな思いを感じてもらえたら幸いだ。

会場:白木屋漆器店

制作年:2012
材質:麻布・漆粘土・漆

プロフィール:1959年生まれ、会津若松市在住。21歳で会社員をやめ、会津塗の蒔絵師曽根卓男氏に師事。26歳で独立、会津塗の蒔絵師として現在に至る。

作品
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大塚隆 Ootsuka Takashi

「琥珀の器」

木肌はその木が育った環境と歴史を目に見える姿にした地の記憶。木が伝える地の記憶を、人に伝えることが木地師の役割かもしれない。楓が語りかける言葉に耳を傾けてほしい。

会場:末廣酒造 嘉永蔵

制作年:2012
材質:楓・漆

プロフィール:木地師。伝統工芸士。一級技能士。職業訓練指導員。県名工。

作品
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大森茂光 Oomori Shigemitsu

「玉手箱」

発泡スチールを土台に漆粘土を貼り付け乾いたらカットして抜き取り、素地作成・合口も漆粘土で容易にできる。漆粘土の用途は多種多様、ますます広がっていくことだろう。会津の地で生まれた新しい漆の技術(漆粘土)を未来へ発展させていきたい。

会場:末廣酒造 嘉永蔵

制作年:2010
材質:漆粘土・漆・金箔

プロフィール:1947年生まれ。会津若松市出身。2000年会津塗伝統工芸士認定。2004年塗り部門1級技能士合格。2006年福島県卓越技能者表彰受賞。2009年東北経済産業局長表彰・伝統的工芸品産業功労者。板物塗、飯椀・カップ・ぐい飲み・UD商品等、日常使う普段使いの漆器の製作に取り組み、2003年より福島県所有の「漆粘土」製造・販売の許諾を受け今日に至る。会津漆器職人の会、会津工芸新生会会員。

作品
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小川恵 Ogawa Kei

「boundary line W」

震災後、原発問題や現地のことや復興について、日々膨大な情報が私たちに突きつけられた。何が正しくて、何が間違っているのか、という不信感や疑問が常に胸の内にある。目を凝らし真実がどこにあるのか探り続ける現在の私たちは、出口のない暗闇の中に引き込まれてしまったように感じる。

会場:馬車の駅 地酒蔵

制作年:2012
材質:漆・麻布

プロフィール:広島県広島市在住。2012年広島市立大学芸術学部卒業。主な展覧会に小川恵 漆展 (art space HAP 広島県広島市)。会津・漆の芸術祭2011(福島県)。各地での展覧会に参加。

作品
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小野良昌 Ono Yoshimasa

「福島県 会津の漆」

長くつづいてきた漆の文化に寄り添う人々のライフ・スタイル、風土に焦点をあわせ、ひとつの福島県のしあわせな姿とともに、会津の漆文化の原点、総合力を映像を通して探る。

会場:スペース アルテマイスター

制作年:2012
材質:HD映像

プロフィール:1955年福島県生まれ。現在、東京都在住。1984 年からフリーランスフォトグラファーとして、主にコマーシャル分野で活動。1994 年st.CINQ設立。2008年よりムービーの撮影も開始。3.11後の福島を撮影した作品も積極的に制作 している。